上品な公園の使い方を考える中坊進二

松本城公園でお酒を飲むことが禁止されました。
中坊進二としては元から禁止なイメージがありましたが、
どうやらビールフェスティバルの会場として使うことに、
自粛要請が下されたそうです。
城という品格に相応しいイベントを行う必要がある模様です。

確かに日本のお城の跡で洋酒であるビールを飲むのは
中坊進二もちょっとミスマッチだと思いました。
これが日本酒や焼酎であればまだ話が違ったかもしれません。
ただ、他の城跡公園では
こういったイベントを盛んにやっているところもあるので、
また別の理由があるのだと中坊進二は勝手に思っています。

こうしたニュースの影響からか今、
公共の場所での飲食について考える方が急増しているようです。
時代をどこまで遡ればいいか分かりませんが、
時代劇では武士が公衆の面前で食事を取ることは、
あまり見かけないのではないでしょうか?
暴れん坊将軍は例外ですが、
食事は身内だけでこっそり取るのが
慣例となっている気がすると中坊進二は考えます。
あと、外食をする文化も存在しなかったと言えそうです。
夏目漱石の『坊ちゃん』でも、外食はあまり推奨されない行為とされていました。
逆に、釣り、詞、遊郭などは上品な趣味として扱われていた模様です。

では上品に城の公園を扱う場合、どのようなことをすべきでしょうか?
今や大抵の公園はスポーツ競技が禁止されています。
携帯ゲームに興じる方も多いですが、
これを禁止にしているスポットもかなり多いです。
去年ポケモンGOが流行った際にも、
公園内では禁止にしようとした動きが現にありました。
犬の散歩も制限しているところが多く、中坊進二はいつも悩まされています。
中坊進二が考え付く雅な遊戯でしたら、日本舞踊でしょうか。
雅ではありませんが、日光浴なども可能と言えるでしょう。
茶道や和歌、琴、華道でしたら、屋外でやるケースもあるのではないでしょうか。
無風が条件ですが、書道をしている方もいそうです。
大きな紙に大きな筆で書く書道は、是非とも中坊進二は見てみたいです。
日本の城は日本の古き文化に属するものなので、
そこで遊ぶ行為もその時代に合わせるべきというのが、
今の日本の考えだと中坊進二は感じています。

日本人が考える「上品」のイメージは貴族だと中坊進二は思っています。
対照的に「下品」の代表格は庶民ではないでしょうか。
庶民的な遊戯である、外食、銭湯、
花見、花火などは高尚な場では不向きだと中坊進二は考えます。
スポーツは全面禁止されていますが、
蹴鞠くらいは許してくれるのではないでしょうか。

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