週5日・1日8時間労働について考える中坊進二

仕事算というのを小学校の時に習ったと思います。
100%分の仕事量があったとして、
それを○人で仕上げるには○日掛かるというものです。
仮に10人で10日で完成する仕事でしたら、
20人集めれば5日で完成することになります。

 

今の日本の仕事はこうした仕事算で
評価しないことが多いと中坊進二は考えます。
「週5日・1日8時間労働がツライ」と言われていますが、
それは仕事の密度にあると中坊進二は考えます。
例えば、バスケ選手は試合中かなり激しく動きます。
コートが狭いのでサッカーみたいに誰かがサボることも出来ません。
40分も試合をしたらヘトヘトになるでしょう。
中坊進二も20分が良いところです。
もしも、「週5日・1日8時間バスケの試合をする」という仕事があったら、
選手は確実に倒れるでしょう。
週5どころか、初日の3時間後あたりで倒れることは間違いありません。
「週5日・1日8時間労働がツライ」と言っている方は、
そうした過密な仕事をしているのかもしれませんよ。

そもそも社会人の皆さんは
どれほど集中して仕事をこなしているのでしょうか。
中坊進二はそこまで脳も体力も張りつめた仕事はしていません。
シューティングゲームのように、
一瞬でも気を緩めたらゲームオーバーになるような仕事は、
中坊進二は絶対にしたくありません。
なので、レースドライバーにはなれないでしょう。
飛行機の操縦でしたらそれなりに気を緩めても大丈夫ですが、
業種によっては一瞬でも気を緩めたらアウトなものもあるのです。
耐久レースに出場しているドライバーは本当にスゴイと、
中坊進二は心の底から尊敬しています。

人間は8時間フルに働けない生き物です。
戦国時代の合戦でも、30分も動けば身体は動かなくなります。
しかも20kg近い鎧を身に付けて、長い槍を持って全力疾走すれば、
誰だって疲労で倒れてしまうものです。
普通に正面衝突したら、
基本的に体力が無くなった順にやられてしまうと中坊進二は考えます。
城攻めをするには3倍の兵力が必要と言われていますが、
それは「待ち」側は移動の労力を抑えることが出来るのが大きな要因かもしれませんよ。
もちろん、罠などを仕掛けることが出来るのも大きな要因です。
関ヶ原の合戦が半日で終わりましたが、
広大なフィールドで全軍が真面目に正面衝突を行えば、
それほど短時間に終わるものなのです。

「死ぬ気で働く」という言葉がありますが、
ほとんどの方はそうした気概で働けません。
むしろそれは火事場の馬鹿力のようなもので、
長時間それを維持したら確実に脳は溶けてしまいます。
集中力というのは、そう長く維持させてはいけないのです。
8時間労働に勤しむ方は、
適度に心と身体と脳を休憩させる時間を
見繕うのが大事だと中坊進二は思っています。

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