体罰について考える中坊進二

中学生に往復ビンタをしたと問題視されていますが、
これは被害者である中学生に100%非があると中坊進二は思っています。
そもそも本当に体罰は絶対にダメなのでしょうか?

例えば、言葉で注意しても全く従わなかったとしたら。
数十万円もする楽器を破壊し始めたら。
一般の観客が見ている中で、一人で暴走したら。
4ヶ月もの日数を掛けて頑張ってきた生徒たちは、
その一人の生徒によって台無しにされてしまったら、
どのような気持ちを抱くのでしょうか。
公式大会ではなかったので、賞を取り消されることはありませんでしたが、
もしも全国出場が掛かった大事な試合で、
ひとりの選手の暴走で失格にされそうになるのなら、
身体を張ってでも止めるのは割と普通なことと中坊進二は考えます。

戦場にてPTSDになり銃を味方に乱射してしまうものですが、
そうした時に悠長に言葉だけで静止させるのは不可能でしょう。
そもそも銃声で声が届きません。
往復ビンタで止めることは割と正しいと言えるかもしれません。
幻術にかかっている人物を正気に戻すには、チャクラを流すか、
痛みを与えるしか救出する手段がないのです。
今回の事件もそういったものかもしれませんよ。

ところで誰も話題にしていませんでしたが、
スティックで叩くタイプのドラムを素手で叩いたら、
普通に壊れると思うのですが、
そう思っているのは中坊進二だけなのでしょうか?
一応、簡単に破けない厚さだと思いますが、
そうした楽器は手で叩くようには出来ていない筈です。
多分、その生徒は手の平で叩いていたと思いますが、
それが握りこぶしでしたら、貫通していた可能性もあったでしょう。
音楽家にとって楽器は相棒のようなものです。
それなのに不適切に乱暴に扱われたら、
親の仇のように怒り狂ってしまうのは当然のことだと、
中坊進二は思っています。

基本的に体罰がNGなのは行き過ぎた教育になりがちだからです。
しかし、時には体罰が必要なこともあると中坊進二は考えます。
もしも、とある一生徒がバイクに乗って校舎の中のガラスを割りまくっていて、
それを止めるのに武力制圧するのも体罰と言われたら、
本当になにも出来ないでしょう。
何度も言葉で言っても聞かない子に対しては、
本当に言葉だけではどうすることも出来ないのです。
炎上中の住宅を、水を使わずにウチワだけで消火しろと
言われていることに似ていると中坊進二は考えます。

そもそも体罰のラインも不明です。
今の世の中、身体接触だけで体罰指定されている気がすると
中坊進二は感じています。
パンチングマシーン換算の運動エネルギーで、
10グラム程度の動的圧力でも
「体罰」認定していると中坊進二は思っています。
そして今の子供は怒られることに全く慣れていません。
本来そうした教育は家族や近所の人たちがすべきことですが、
逆に子供を擁護する親が急増しています。
精神的に未成熟の子供に対する教育方法を、
今の時代に合わせて新しく構築する必要がありますが、
正直なにをすればいいのか、中坊進二には全く思いつきません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です